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醜いケロイド状のニキビ跡は毛穴が崩壊している

ケロイド状のニキビ跡

 

ニキビ跡がケロイド状になって残ってしまうことがあります。

 

これは、ニキビの炎症がひどくなり、毛穴の組織が破壊されてコラーゲン組織が折り重なって凸状になった状態です。

 

普通はケロイド状になるほど悪化することはあまりありませんが、何度も同じ場所で重い症状のニキビの炎症が偶発することで、表皮や真皮だけでなく、毛穴が完全に崩壊するほどの深部にまでダメージが至った場合に起こります。

 

正常に再生されなかったコラーゲン組織が折り重なってしまい、その部分が隆起するために起こるのです。

 

根治が難しいとされるケロイド状のニキビ跡ですが、原因や治療法、予防対策の方法までしっかりと知識として理解することが重要となります。

 

 

ケロイド状のニキビ跡の原因

先程も少し触れましたが、クレーターのニキビ跡はニキビの過度な炎症によって起こる症状です。

 

皮膚が損傷を受けた後などに発生し、赤みが強く盛り上がってみえます。手術跡やニキビ跡などに発生するのが一般的ですが、何もなかった所に突然現れる特発性ケロイドもあります。

 

ケロイドと盛り上がりのある傷跡はよく似ていますが、最も大きな違いは、ケロイドは損傷を受けていない周囲の健康な皮膚に赤みを感染し、正常な皮膚組織の中にまで浸潤して広がっていき、拡大変化を続けます。

 

組織の損傷がひどい場合には、このコラーゲンの増殖が止まらず、皮膚に大きな凸状の塊となってしまいます。

 

このような状態のものを「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」と呼びます。また、時間とともに範囲が拡大していくのが「真性ケロイド」と呼びます。

 

ケロイド状のニキビ跡が出来やすい部位

額や鼻、Tゾーンなどに比べ、フェイスラインの毛穴が小さいため、ニキビのダメージで毛穴がつぶれやすいということも、この部位にできやすい原因と言われています。フェイスラインのニキビは治りにくく、悪化してしまうことも多いものですが、重症化すると患部がケロイド状に癒着しやすくなるので注意が必要です。

 

ニキビは早い時期に正しく対処すれば、悪化することはありません。フェイスラインにニキビができてしまったら、すぐに対処することを意識して心がけしましょう。

 

ケロイドは遺伝の可能性も!?

ケロイド体質の遺伝は「ないとはいえない」というのが専門家の意見です。

 

つまり「ある」とも言い切れないし「ない」とも言えないということです。人種的には色素量が多い人種に発生しやすいそうです。つまり白人は少なく、黒人に多く、日本人などアジア人はその中間という位置づけです。

 

 

ケロイド状のニキビ跡の治療方法

ケロイドになったニキビ跡をセルフケアで治すのは、残念ながらほぼ不可能です。ニキビ跡のストレスからできるだけ早く解放されるためにも、皮膚科専門クリニック等で相談の上、治療を受けることをオススメします。

 

以下に皮膚科での治療方法をいくつかご紹介します。

 

レーザー照射

レーザーで患部を小さくした上で、赤みを取り除くために行われます。

 

注射

ケロイド部に直接ステロイドを局所注射します。膨らみを抑え、赤みを軽減することができますが、光沢は治りません。

 

外科手術

ケロイドの中心を切除し、縫い合わせます。

 

圧迫療法

包帯やスポンジなどで患部を圧迫する方法。盛り上がりを軽減することができます。

 

塗り薬

ステロイド系の軟膏を使って炎症を抑えたり、ヘパリン類似物質が配合された保湿剤で血行を促進します。

 

内服薬

炎症後の初期段階で受診した場合、抗アレルギー剤のリザベンが処方されることが多いようです。色みと痛み、かゆみが改善されます。

 

ケロイド状のニキビまで進行させない炎症を防ぐセルフケア

ニキビの炎症を起きにくくするには、内側からのケア・生活習慣の見直しが必要です。新たなケロイド状ニキビ跡を防ぐためにも、ニキビができにくいような体質作りを心がけましょう。

 

1:食習慣の改善を心がける

お肌を健康に保つには、ターンオーバーを正常にできるようにしてあげなければなりません。そのために必要な栄養素を、しっかり摂取しましょう。以下が食生活の主な注意点です。

 

  • タンパク質を欠かさず摂る。
  • 細胞膜の主成分となるオメガ3脂肪酸などの良質な資質を、意識して摂取する。※日本人に不足しがちな脂質で、逆にオメガ6は摂り過ぎの傾向にあるので注意!
  • 亜鉛や鉄分、ビタミン類などのミネラルをしっかり摂る。
  • スナック菓子やファストフード、アルコールはビタミンやミネラルを破壊してしまうので、極力控えるようにする。

 

2:適度な運動をがける

適度な運動は汗とともに老廃物を体外に排出させて、表皮細胞が生まれ変わるサイクルを適正化します。

 

さらに、皮膚の免疫機能を正常化させる効果も期待できます。ストレス解消にもなりますし、生活の中で出来る、無理のない範囲でチャレンジしましょう。

 

3:良質な睡眠を心がける

お肌のターンオーバーは、眠り始めの約3時間がもっとも促進します。
これは成長ホルモンの分泌が盛んになるからです。この成長ホルモンによって、肌内で細胞分裂が起こっているのです。

 

肌や内臓の修復にはトータルで、最低でも6時間くらいはかかっているといわれているので、睡眠が6時間より短くなると、誰でも肌荒れの可能性が一気に高まるということです。

 

ケロイド状のニキビ跡を作らないために出来る最善策

ケロイド体質は遺伝的要素なので予防する方法はありません。

 

しかし、極力傷を避けてきっかけとなるニキビを予防することはできます。
ニキビが治ってもケロイドは一生残ってしまうので、普段からニキビに関して強い対策意識を持つことが重要です。

 

普段から徹底したいにニキビケア

ニキビを作ってしまったら、まずは以下の方法を徹底することをオススメします

 

 

  • ビタミンC誘導体の化粧水を使う
  • 油分が少ないセラミド配合などの保湿美容液を使う
  • 美顔機などを使ったイオン導入

 

 

出来てしまったものはしょうがないのですが、ケロイド状のニキビ跡を治療するには長い期間がかかります。
ケロイド体質は、典型的な生活の質に関わる病気です。

 

この病気の特徴は、命に関わらないだけに研究が遅れ、根治療法が確立されていないことです。ケロイド体質も例外ではありません。

 

コンプレックスとして強いストレスを感じている場合には、すぐに専門医に相談することをおすすめします。


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